またまたパソコンがダウンした。
セットアップディスクを使ってアレコレ試みても、
Windows2000Proは全く起動しなくなってしまった。
仕方なく、メーカー系列の修理センターに持ち込んだ。
数日して、「修理が出来たので取りに来てください。」と電話があり、さっそく引き取りに行った。
受付の女の子の、
「内蔵のハードディスクを取り替えましたので、
修理代35300円に消費税をいただきます。」
という言葉を聞いた途端、
「ガーン! ショック!」と思わずつぶやいた。

 実は、修理に出した時から、「Dドライブのデータも絶望かも…。」とひそかに恐れていたのだけれど、わらにもすがる思いで、いちずの望みを捨てきれないでいたのだ。ハードディスクを取り替えたということは、新品、すなわち中身は空っぽということ…。

 何がショックといっても、もうすぐ2歳になる可愛い孫を、1年間せっせとデジカメで撮り続けた写真データが消えてしまったということ!
デジタルプリントして、アルバムにまとめて、12月の誕生日にプレゼントしようと思っていたのに…。
 ほかにも、デジカメで撮った野鳥写真のデータや資料など、惜しいものは沢山ある。
本当にショック、ショックのガックリ…だった。


 虫の知らせというか、予感はあった。
前にも、パソコンのトラブルで、1年以上続けていた日記や大切なデータを消失したことがあったので、「またダウンしたらヤバイなあ。そろそろCDにバックアップしておかないといけないなあ。」という気持ちはあったのだけれど…


 「明日あると思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」と昔の人が言ったとおり、明日しよう、そのうちに…と思っていたのが仇(あだ)になった。

 「二度あることは三度ある」というから、これからは、絶対に月に一回は外付けハードディスクかCD−RWにバックアップしておこう、と今は思っている。なんと言っても、「転ばぬ先の杖」、用心するにこしたことはないのだ。

 今は真剣にそう思っている。
だけど、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」という諺にも弱い…。


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